キャットドール：『新感染 ファイナル・エクスプレス2』は前作より規模が大きく、予算も2倍

最近、「ファイナル・エクスプレス」シリーズのヨン・サンホ監督は、続編「ファイナル・エクスプレス2：半島」はシーンが拡大しただけでなく、制作費も前作の2倍になったと明かした。そのスケールは『ファイナル・エクスプレス』よりもはるかに大きく、比較すると『ファイナル・エクスプレス』はまるで独立系映画のようだ。

ヨン・サンホ監督は、『ファイナル・エクスプレス2』は本格的な続編というよりは、2016年の『ファイナル・エクスプレス』から4年後の同じ世界を舞台にした作品だと語った。同氏は、映画に登場する政府機関はゾンビの発生によって破壊されたと語った。 「『ファイナル・エクスプレス』は、非常にコンセプチュアルな映画で、ほとんどが限られた空間で撮影されましたが、『ファイナル・エクスプレス2』では、動き回れる空間の範囲が広くなっています。」

続編でカン・ドンウォンは、朝鮮半島から脱出するが、任務のために元の場所に戻され、多くの生存者と出会う兵士を演じる。疫病の蔓延を防ぐため、朝鮮半島は現在スラム街と化し、全世界から孤立している。ヨン・サンホ監督は当初続編を作るつもりはなかったが、インスピレーションが湧いてから考えを変えた。 「残酷で冷酷なだけでなく、ある意味古代世界や放棄された現代世界のような、独自のルールを持つ終末後の世界を創造できることは、私にとって非常に興味深いことです。この世界は、多くの物語を生み出す可能性を秘めています。破壊、孤立、極限に加えて、脱出への希望や人間性、そして国々がこの場所をどう見ているかなど、非常に重要な物語のテーマが数多く含まれています。」

『半島：新感染　ファイナル・エクスプレス2』は今夏、全世界で公開予定。